ある日、電気炉のスイッチを入れると、電気炉の音がおかしいことに気が付きました。
いつもならスイッチを入れると同時に、冷却ファンの音がするのですが、その日は静かなまま...。
壊れた!?と思いつつ、白磁は入れずに一旦焼成ボタンを押して、きちんと温度が上がることを確認し、焼成は中断。

温度がきちんと上がるということは機械の内部というより、冷却ファンに問題がありそうだと思ったので、冷却ファンを掃除してみることにしました。
ペインターズキルンSVには電気炉下部に電気炉表面が熱くならないように冷却ファンがついています。
長く使用していると、冷却ファンにゴミ、ホコリ、ペットの毛などが絡みつき、そのままにしていると冷却ファンが故障してしまうこともあるそうです。
キルンアートの投稿に、「アートキルンSV1、ペインターズキルンSVの冷却ファンのお掃除方法!」が記載されていましたので、これを参考に行いました。(お写真お借りしております)


掃除後にスイッチ入れると、いつもと同じように冷却ファンが動き出しました!本当に良かったー!!^^
その後、焼成を始める前にネットで調べてみると、同じような症状が出た方の投稿を発見。
その方はメンテナンス先にお電話されて、「冷却ファンを掃除すると起動することがある」と言われ、掃除後、無事に動いたと記載されていました。
7年前に電気炉を購入してから初めての症状だったので、ちょっとびっくりしてしまいました。
また、もし冷却ファンが回っていないことに気付かずに焼成をスタートさせていたら、温度が下がらず電気炉自体に負担がかかって壊れてしまったかも...汗 焼成前に気付いて対処できて良かったです。
長いこと使っていくと色んなことがありますね。
これも経験。この経験が生徒さまやこの記事を読んでくださっている方のためになれば嬉しいです!
※これまでの電気炉についての記事はこちら
(ペインターズキルンSVの情報、使用感、困ったこと等、詳しく記載しています)