私はポーセラーツの焼成を「ペインターズキルンSV」を使用して行っています。
※これまでの電気炉についての記事はこちら
ペインターズキルンSVの大きすぎないサイズ感をずっと気に入っていて、これまで特に困ったことはありませんでした。
しかし、最近ペインターズキルンSVに入らず、焼成できなかったものがあります。
それが、これ!
HARIO(ハリオ)のフィルターインボトル 750mlです。
写真は公式HPからお借りしております。
ワインボトル型の水出し茶ボトルで、本体は耐熱ガラス、注ぎ口や栓はシリコンでできています。
ガラス部分にポーセラーツをされている作品を、SNSでたまにお見かけしますね。
茶葉と水をセットして、冷蔵庫に入れておくだけ。とても便利なガラスボトルです。
※上絵付けに使用するガラスはソーダガラスを推奨しています。
耐熱ガラスにポーセラーツをされる際は自己責任で行ってください。
フィルターインボトル 750mlのガラス部分の高さは約22.5cm。
ペインターズキルンSVの炉内の高さは21cmですので、残念ながら入りません。
このように高さが足りないので、私は知り合いの方に焼成していただきました。
もしかすると、支柱に立てかけたり、横向きに入れたりして、無理にでも焼成しようとすればできるのかもしれません。
しかし、ガラスは熱が加わると曲がるので、余分な負担はかけないことがとても重要です。
ペインターズキルンSVでは、フィルターインボトル 750mlを水平に安定よく置いて焼成することはできませんでした。
ちなみに、フィルターインボトルは300mlサイズもあり、こちらはペインターズキルンSVでも焼成可能なサイズです。
左が300ml、右が750mlです。お写真お借りしております。
この情報がどなたかの参考になれば幸いです。
ペインターズキルンSVのことでまた何か気付くことがあれば、記事にしたいと思います。